Gファンタジー2月号発売。

毎月18日はGファンタジーの発売日です。
18日(金)に2月号が発売されました。


今月は新連載が2本あります。
「ROSE GUNS DAYS Season2」(竜騎士07・夏西七)
竜騎士原作の新作第2章がGファンタジーで連載開始。作画を担当するのは「ランメルモールの少年騎兵隊」の夏西七。洗練された作画は文句なし。ストーリーも今回はコミカルなシーンが多くとっつきやすい。次号も楽しみ。


青春×機関銃」(NAOE)
サバイバルゲームにはまった青年たちを描く異色コメディ。前後編の読み切りから好評を得ての連載化。初回はまだゲームシーンが登場しない静かな立ち上がり?笑えるコメディは健在でした。


最終回が1本。
デュラララ!!罪歌編」(成田良悟ヤスダスズヒト・茶鳥木明代)
テレビアニメシリーズだと2クール目のストーリーにあたる「罪歌編」が終了。原作やアニメとはちょっと異なるシーンのラストが印象的でした。新章は今春スタートとのこと。


読み切りが3本。
「終わりの蟲と始まりの勇者」(桐野壱)
ホラーチックな読み切りで印象的だった桐野さんが再登場。蟲の大群によって滅びようとする世界で、死を望む姫君と彼女を救おうとする勇者の姿を描くファンタジーストーリー。世界観よし、意外にもコメディな展開よし、バトルよしストーリーよしとよく出来た読み切りでした。今回の読み切りで一押し。


「極楽浄土の仏さん」(田中まい)
極楽浄土で不動明王薬師如来が妖怪退治をするバトルコメディ。仏様たちをくだけて描く明るく楽しい作風で好感でした。


「ゾンビヘッド」(大村詞陽)
第21回スクウェア・エニックスマンガ大賞特別大賞受賞作。人々を食らう化け物を狩る「墓守」と彼のパートナーのゾンビの活躍を描く。ゾンビの意外な正体が明かされるくだりが非常に面白かった。絵も達者で特別大賞も納得。


巻末の新人読み切り競作企画「ほぼ8マンガバトル」の掲載作品は以下のとおりです。
「パンダダダン」(都宮咲桜)
「酸欠ビタミン」(黒でこ)
「魔女モニカと二つの契約」(夜ノとばり)
「葛の護」(瑞池けいすけ)


次号3月号は2月18日(月)発売。
新連載が短期集中連載で2本。「毒甘異国少女パトリキシン」(井口オステガ)「カミック(仮)」(秋野キサラ)。
読み切りが3本。「小さな魔女と魔法の飴玉」(チノク)「君に伝える合図」(ぜん)「アニコ」(さかいみろ)。
表紙と巻頭カラーは「キューティクル探偵因幡」。センターカラーが「黒執事」「詠う!平安京」「ホリミヤ」「毒甘異国少女パトリキシン」。
付録に「キューティクル探偵因幡」特製リバーシブル下敷きと「ホリミヤ」特製B3ポスターが予定されています。