Gファンタジー3月号発売。

毎月18日はGファンタジーの発売日です。
今月は18日(月)に3月号が発売されました。


今月は新連載が1本あります。
「毒甘異国少女パリトキシン」(井口オステガ)
異国からやってきた転校生少女と彼女に振り回される高校生の掛け合いを描いたコメディ。かわいい絵柄とどぎついネタがいいバランスになっていて面白い! これはいいかも。


短期連載の最終回が1本あります。
「つくって!長谷川!」(克咲宏)
妙な発明を繰り返す高校生と彼に突っ込みを入れる主人公のコメディが3回の短期連載で終了。最後まで笑える発明の繰り返しで楽しかったです。


前後編の読み切りが1本。
「彼らの漫研。(前編)」(秋野キサラ)
中二病漫研部員とやはり中二病の生徒会長のバトル(?)を描いたコメディ。ギャグ全開のオタクネタマンガとして中々面白かったです。後編も期待。


他読み切りが3本。
「小さな魔女と魔法の飴玉」(チノク)
”魔女”として城に閉じ込められていた少女と彼を連れ出そうとする青年。少女の心が開いていく過程にじんとくる。これは本当に心温まる作品でした。


「アニコ」(さかいみち)
第55回Gファンタジーコミックオーディション入選受賞作品。村のためにがんばるアニコという少女の姿を描く。無理をしてまで頑張ろうとする少女と、彼女を支えることになる来訪者の青年、そして本当に優しかった村人の姿に感動する。こちらも実にいい作品でした。

「君に伝える合図」(ぜん)
こちらは第21回スクウェア・エニックスマンガ大賞入選受賞作品。席が隣になった男女のちょっとしたきっかけからくる交流、恋愛の姿を描く。この自然な感じの接点がとてもいい。今回はいい読み切りが多かったですね。


巻末の新人読み切り競作企画「ほぼ8マンガバトル」のエントリー作品はこちら。
「退治屋」(一画人)
「死後婚」(夜ノとばり)
「妄想勇者」(ふれ子)
前の2作がどちらもシリアスなホラーだったのがちょっと印象に残りました。


表紙と巻頭カラーが「キューティクル探偵因幡」。センターカラーが「詠う!平安京」「ホリミヤ」「毒甘異国少女パリトキシン」。付録に「キューティクル探偵因幡リバーシブル下敷きと「ホリミヤ」B3ポスターが付いています。


次号4月号は3月18日(月)発売。
新連載が1本。「皇国の緋色」(原作・月岡帆恣郎、作画・田中ひかる
表紙が「黒執事」「キューティクル探偵因幡」。巻頭カラーが「黒執事」。センターカラーが
キューティクル探偵因幡」「皇国の緋色」「PandoraHearts」「ももも怪レストラン」。付録に「キューティクル探偵因幡」スクールカレンダー手帳が付く予定となっています。