ガンガンJOKER8月号更新。

毎月22日はガンガンJOKERの発売日です。
今月は22日が日曜日だったので、繰り上がって前日の21日(土)に発売されました。


今月は最終回が1本あります。
「ひとりみ葉月さんと」(カザマアヤミ
カザマさんの年の差恋愛ラブコメが最終回。最後はヒロインの妹の視点から訥々と思いが語られる、ちょっと切ないハッピーエンドで感動出来ました。短めの連載だったけど前作「はつきあい」のコンセプトを引き継ぐ良作だったと思います。


読み切りが4本。
ドラゴンクエストモンスターズ+外伝」(吉崎観音
コミックス新装版の発売に連動して、あのガンガンの名作「ドラゴンクエストモンスターズ+
」の外伝読み切りがJOKERに登場。作者の吉崎さんのスクエニ登場はかれこれ10年ぶり。今回はかつてのマンガの主人公・クリオではなく、ゲームの主人公であるテリーの視点で描く物語となっていました。ページ数は少ないながら、変わらぬダイナミックな作画と少年の意志を描く力強いストーリーで見せてくれました。


「南田さんは僕の成績。」(如月命)
教育実習生の先生と女子高生「南田さん」との恋愛物語。自分の気持ちに気づかなかった先生が、最後にそれに気づき、南田さんに告白に行く展開に来るものが。センチメンタルな感情がよく描けた良作でした。


「花喰の庭園」(倉田望)
人と人ならざるもの「花喰」との交流を描いたファンタジー。中性的で少女マンガ的な絵柄と切なく悲しいストーリーは、久々にかつてのエニックスマンガを思わせる作品でした。自分を助けようとした父の意思を知らず、花喰と彼女が住む庭に冷たく当たっていた少年が、最後に真実を知って嘆く展開に一番感動しました。


「ローズガンズデイズ プレビューコミック」(竜騎士07・宗一郎)
次回より始まる竜騎士07新作のコミカライズのプレビュー。作画を担当するのは、ガンガンONLINEうみねこEP4を連載していた宗一郎。作画がしっかりと安定していて、ストーリーも
さわりを見る限りでは期待が持てそうです。


巻頭カラーは「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」。原作のアニメ化も告知されました。
センターカラーが「ドラゴンクエストモンスターズ+外伝」「TARI TARI」「ゾンビッチはビッチに含まれますか?」「繰繰れ!コックリさん」。
付録に「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」ダブルブックカバーが付いています。


次号9月号は8月22日(水)発売。
新連載が巻頭カラーで「ローズガンズデイズ」(竜騎士07・宗一郎)。
表紙が「TARI TARI」。センターカラーが「アラクニド」「”文学少女”と飢え渇く幽霊」「ヤンデレ彼女」「絶対☆霊域」「うみねこのなく頃にEpisode8:Twilight of the golden witch」。
付録に「妖狐×僕SS」ポストカードセットと「TARI TARI」描き下ろしアニメポスターが付く予定となっています。