少年ガンガン９月号発売。

毎月１２日は少年ガンガンの発売日です。
今月は１２日が日曜日だったので、繰り上がって前日の１１日（土）に発売されました。

今月は最終回が１本あります。
「JUDGE」（外海良基）
前作「Doubt」の流れを汲む、閉鎖空間での殺し合いゲームを描いたサスペンスホラー作品。類似の作品は数多くありますが、このマンガは展開にメリハリがなく、ラストもこれで終わりと言うほどあっけないものでした。残念ながらあまりいいストーリーではなかったと思います。

読み切りが２本あります。
「月印の陰陽侍」（ゴツボ☆マサル）
ヤングガンガンで何度か連載を行ったゴツボ☆マサルがヤングガンガンに登場。鬼退治で優秀すぎる兄を持った弟が奮闘する伝奇アクション。いかにもゴツボ☆マサルらしい軽快なコメディも随所に織り込まれ、面白いとは思いましたが、最後が「これから物語が始まる」という感じで続くような終わりになっていたのは気になる。連載を見据えての読み切りでしょうか・・・。

「輪廻の魔狩人」（高羽マギ）
こちらはスクウェア・エニックスマンガ大賞・入選受賞者による新作読み切りで、やはり和風伝奇ファンタジーとなっています。人の欲をかなえて物の怪と化す魔の経典を探す二人組の退魔師の物語。絵が非常に達者でキャラクターが生き生きとしていて、骨太なストーリーも身に沁みるこれは良作。Gファンタジーに載っていてもおかしくない本格ファンタジー。作者の次回作にも期待。

表紙と巻頭カラーが「とある魔術の禁書目録」。センターカラーが「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」「月印の陰陽侍」「JUDGE」「勤しめ！仁岡先生」「輪廻の魔狩人」。
付録に「絶園のテンペスト」アニメキービジュアル第２弾２つ折りポスター、「とある魔術の禁書目録」特製ポストカードセット、拡散性ミリオンアーサー・シリアルナンバー特異型ジャンヌダルク（近木野中哉描き下ろし）が付いています。

次号１０月号は９月１２日（水）発売。
新連載が１本。「Robotics;Notes（ロボティクス・ノーツ）」（原作・5pb.、作画・知乃綴）。5pb.の新作アドベンチャーゲームがアニメ化に先駆けて先行コミカライズ。原作ゲームとは異なる視点からのアナザーストーリーとなるようです。
読み切りが１本。「しろうさ事件簿」（あひるパタ子）
表紙と巻頭カラーが「絶園のテンペスト」。センターカラーが「Robotics;Notes」「ピース＊２」「恋するみちるお嬢様」「FINALFANTASY零式外伝 氷剣の死神」「ギルティクラウン」。
付録に「絶園のテンペスト」×「Robotics;Notes」特製クリアしおりセットの予定となっています。