深夜アニメ最強クール完成！

　先日、ある方が自分の好きだった深夜アニメを集めて最強の番組表を作るという企画を公開し、一部で大きな反響を呼ぶという一幕がありました。それに合わせて自分の「最強クール」を作るというユーザーが数多く出てきて、それぞれのこだわりや歴史というものがあるのだなと思わず感心。自分も少なからずこれには興味を持ち、思った以上の苦戦の末になんとか自分なりの表を完成させることが出来ました。

　自分が深夜アニメを本格的に見始めた2013年以降からピックアップしようと思ったのですが、自分の好きな作品をかなり多く集めてみても意外に深夜の番組表が埋まらない。アニメに力を入れているTOKYO MXの放送に準拠したのですが、なぜか夜の23時台がぜんぜん埋まらない。調べてみると、どうもここは夜の23時台にはあまりアニメを放送しないようで、初めてそれを知ることになりました。

　そんなわけで、延々と作業し続けること4時間以上。なんとか自分なりの「深夜アニメ最強クール」を完成させることが出来ました。これがその表になります。
　自分でも好きだったアニメを振り返ることが出来てこれだけでなんだか充実感（笑）。では曜日ごとにちょっと詳しく見てみます。

＜月曜＞
　意外に浅い時間で見つからなかった月曜。しかし24時以降ではスクエニのかつての名作「一週間フレンズ。」、きらら系から屈指の「きんいろモザイク」と「ハナヤマタ」、そして美少女ゲーム原作もので隠れた名作「蒼の彼方のフォーリズム」と、ちょっと昔（2015年以前）からこれはという作品が集まりました。ハナヤマタは放送中に聖地巡礼にも出かけた思い出深い作品。きらら4コマ原作の中でも自分の中では特別なものがありました。

＜火曜＞
　火曜はなんといってもきららから「ゆゆ式」、メディアファクトリーから「のんのんびより」という日常ものの超名作。ひとつ前の月曜の「きんいろモザイク」と合わせて2013年のこれら名作からすべてが始まったと言ってよい（笑）。その日常系専科の動画工房から「ガヴリールドロップアウト」も超傑作。あの「けものフレンズ」もこの火曜深夜のアニメ。毎週毎週放送が話題になり続けたことが今では懐かしいです。

＜水曜＞
　週初めの小休止を終えてこの曜日からかなり増える。3期に渡って放送された「ヤマノススメ」の中でもセカンドシーズンは屈指の名作。動画工房ロリアニメの最高傑作わたてんこと「わたしに天使が舞い降りた！」とその次の「仙狐さん」。ライトノベル原作からこのすばこと「この素晴らしい世界に祝福を！」。最近からも「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います」という名作が生まれています。そしてあのMAPPAの超名作「ユーリ!!!」もいまだ記憶に新しいところです。

＜木曜＞
　この曜日は熱い。なんといっても「ごちうさ」が放送されたのはこの曜日。さらに「ゆるキャン△」に「まちカドまぞく」というきらら系屈指の名作が後に続く。今となってはガイナックスの最後の名作となっている「放課後のプレアデス」も見逃せない。もし本当にこんなクールがあったら多幸感で死んでしまいかねないところ。スクエニからは「ばらかもん」も見逃せないところで、2014年からずっと続編を待ち続けて結局叶いませんでしたね。

＜金曜＞
　週末最大の楽しみである金曜。何より屈指の名作「少女終末旅行」ですが、実はこの同じ時間帯には「やがて君になる」に「恋する小惑星」と、自分的に絶対外せないほどの名作がかぶっていて、泣く泣く切る結果になりました。これはほんとにしんどかった。何度も巡礼に行った恋アスも落とせないところだったんですが。
　最近からは、デスゲームもので意外なほど多くの視聴者のつぼにはまった「ダーウィンズゲーム」もある種のトピック。アニメ化相次ぐ好調ジャンプ原作群の中でも「Dr.STONE」は個人的に最高の作品ですね。ひとつあとの恋アスと並んで学術をトピックしたアニメの傑作続きでしたね。

＜土曜＞
　週末の本番土曜。いきなり22時から「となりの吸血鬼さん」が見られる喜び。わたしたち深夜の時間はこれからだ！ 近年では最大のヒット作「かぐや様」、Key最大の名作のひとつ「Charlotte」もこの曜日。「スロウスタート」→「ポプテピピック」→「魔法使いの嫁」という、名作の間に問題作が挟まったカオスな流れが見逃せないクールもありました（2018年冬）。

＜日曜＞
　週末も終わるちょっと寂しい日曜。思わぬ名作「リステ」で始まるのはうれしい。かつての名作「天体のメソッド」もこの曜日でした。動画工房の名作から「うまる」に「野崎くん」、SILVER LINK.から「三ツ星カラーズ」と、日曜夜の寂しさを払拭する名作で終わるのもうれしいですね。こんな一週間がほんとにあったら大変なことになりそうです。